千葉県八千代市の認定こども園、エンゼルガーデン幼稚園は日本の幼児教育を元気にします

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〒276-0025 千葉県八千代市勝田台南1-4-3

女子柔道で世界的に有名な角田夏実選手。
実はエンゼルガーデン幼稚園の卒園生の1人です。

このページでは、世界一になった時の祝勝会の様子と、その後の特別インタビューをご紹介します。

エンゼルガーデン幼稚園卒園生
角田夏実選手 激励会&祝勝会

2024年7月

角田夏実選手激励会を行い、角田夏実選手のお父様にご出席をいただきました。
角田夏実選手からは、気合のこもったビデオメッセージをいただきました。

2025年2月

世界一になった記念として、園児・保護者・職員にて、祝勝会を行いました。
子どもたちからの質問タイムでは、「どうやって世界一になれましたか?」と聞かれ、「周りの人にたくさん支えてもらったので、後悔のないように前を向いてがんばった」と、子どもにも分かる言葉で熱く答えてくれました。

最後は、みんなの笑顔の中で、記念写真を残すことができました。

祝勝会が終わり、角田選手が門から出ようとする際に、園児達が角田選手を見送りにテラスに並びました。
予定の時間が迫る中でしたが、角田選手は足を止めて引き返し、並んでいた園児たち全員に自ら歩み寄って、一人ひとりと握手をしたり、金メダルを触らせてくれました。
園児たちにとって一生の思い出になりました。

エンゼルガーデン幼稚園卒園生
角田夏実さん 特別インタビュー

2025年8月

エンゼルガーデン幼稚園でのいちばん古い記憶はなんですか?

お泊まり保育ですかね。体育館に布団を並べて寝たんですが、その頃の私はどうしても「襤褸(ぼろ)切れ」がないと眠れなかったんです(笑)。母が昔の布団を小さく切ってくれた布の端切れでただの布なんですけど、それを手に持っていると安心できて、どこでも眠れる。子どものころの私にとっては、まるでお守りみたいなものでした。

その端切れを夜のうちにどこかへ置き忘れてしまって、朝、先生が「落ちてたよ」って渡してくれたんです。「ちゃんとしまっておきなさいね」っていわれたのに、またどこかへなくしてしまって(笑)。片付けの時間に「これ誰の?」って出てきて、みんなの前でちょっと恥ずかしかったことをよく覚えています。

布団そのものよりも、その布切れが私の「安心の証」。布団を替えたら眠れなくなって、端切れを持たせるとすっと寝る。最初はタオルぐらいの大きさでしたが、だんだん小さく切られていって、それでも握っていると眠れました。子どもにとって「これさえあれば大丈夫」という存在があることは、ほんとうに大きかったんだと思います。

他に覚えている、園での記憶はありますか?

相撲大会とか、プールですね。時系列ははっきり覚えていないんですが、遊んだことは体に残っていて。階段から「何段目まで飛べるか」を友だちと競い合ったりもしました。もちろん先生には怒られるから、こっそり隠れて(笑)。でもそういうちょっとした挑戦が子どもにはたまらなく面白いんですよね。

「運動ローテーション」をやっていたのを覚えていますか?

はい、よく覚えています。朝一、跳び箱とか鉄棒とか、いろんな運動に挑戦していくんですよね。大好きでした。裸足でしたよね。いま思うと、裸足で走り回ったり、足の指までしっかり使って遊んでいたことが、柔道につながっていると思います。足の指って意外と器用に働くんです。畳の上でもしっかり踏ん張れるのは、あの経験が大きかった気がします。

跳び箱や鉄棒って、ただ体を動かすだけじゃなくて、自分の体をどうコントロールするかを学ぶ場でもありますよね。体操系の活動は好きで、得意でもありました。どちらかというと「体ひとつで遊ぶ」感覚が、いまの自分をつくったんだと思います。

外遊びもよくしていましたか?

とにかく外で遊ぶのが好きでした。裸足で走り回って、高いところに登って。先生に「そこまで登っちゃダメよ」といわれるところまで(笑)。園庭の真ん中に大きな木があって、それによじ登るのが大好きでした。あの頃は体を動かすのがほんとうに楽しかったんですよね。

現代の子どもたちは、公園で遊べなかったり、酷暑で外遊びの機会が減ったりして、転ぶ経験をしたことのない子が増えています。

やっぱり「安全に転ぶ方法」を体験していることが大事ですね。柔道では受け身からはじめます。転んでも危なくない体の使い方を遊び感覚で覚えると、自然に強くなれる。前転や後転ができない子も増えていると聞きますが、マットでゴロゴロしているだけで、頭を守るとか、手をつくと危ないとか、体が無意識に学んでいくんです。

外で思い切り遊ぶ経験ができない現代、大人の目が届く道場を使ったりして、安心して挑戦できる機会を増やしたいと思い、まだカタチにはなっていないんですが準備しています。

いまは柔道経験者の子どもたちが中心なんですけど、今後は地方などで、柔道に触れてこなかった子どもたちにも、安全に体を動かせるような取り組みを広げていきたいですね。私自身、子どもの頃に「やっておいてよかった」と思える経験がたくさんあります。その中でも体を動かすことは、ほんとうに大事だったと感じているので、そういった経験をしてもらいたいです。

幼児期の教育や保育において何が大切だと感じますか?

やっぱり「体を動かすこと」だと思います。体を動かすと気分もすっきりしますし、何より楽しいですよね。猛暑や交通事情など環境的に難しい面もありますが、それでも確実に体は強くなります。その基盤があると、将来「何かやりたい」と思ったときに必ず役立つはずです。勉強ももちろんたいせつですが、子どものうちは「これだ」と決めつけず、いろんなことに挑戦してほしい。得意・不得意を早く決めないで、むしろ「できないことを楽しむ」くらいの気持ちでいてほしいんです。できないからと遠ざけるのではなく、挑戦しながら経験を積んでいく。その中で「自分はどうしていきたいのか」を考えていけるのが理想だと思います。だからこそ、ほんとうにいろんなことを試してほしいですね。

色々な経験が大事なんですね。IT社会では、情報があふれ、子どもたちは自分で取捨選択して考えなければならない状況にあります。そうした中で、いまの子どもたちに必要な経験や体験はどんなものだと思いますか?

「人と違う」という感覚を持つことです。いまは携帯で何でも調べられる時代で、子どもも大人も自然と「普通」から外れないように振る舞いがちです。でも、その「普通じゃない部分」こそ、その子の特技や個性につながることがあると思うんです。

私自身も、高いところにどんどん登ってしまう子でした。他の子とは違うなと感じたこともありましたが、その経験が自分らしさにつながっている気がします。だから子どもたちにも「人と違う部分」を感じてほしいですね。

それが良いか悪いかではなく、違いを認めてくれる先生や見守ってくれる大人がいる環境で挑戦できれば、安全に成長できるんじゃないでしょうか。私自身、このエンゼルガーデン幼稚園でそうしてもらいました。

失敗してできなかった経験を楽しむこと。人と違う自分を発見すること。そうした体験を通じて、自分の軸を育てていってほしいなと思います。

一般社団法人総合幼児教育研究会発行「every 2025年10月号」より再編

写真左上から時計回りに
前理事長 市川由貴子/角田夏実さん/理事長 市川琢郎/
小野麻子/エンゼル教育研究所 滝沢尚子

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